2010-05-24

NHK白熱教室 - 第4回「この土地は誰のもの?」ノート




そろそろ、ノート取らないと全然内容が理解できなくなってきそうなので、メモを取り始めました。が、メモを取ってもやっぱし分からないところは分からない。実際、納得できない主張や理論については全て疑問形の文としてメモしていたのですが、いざ自分の取ったメモを読み返してみると、疑問文が多すぎるw。真面目に理解しようとしたら、ちゃんとReading Listも読まないとマズいですね。本業の方のReading Listも溜まっているので、そこまで読む気には中々なれませんが。。。

参考:
第4回「この土地は誰のもの?」, NHK白熱教室



Lecture 7: 土地略奪に正義はあるか
===============================
ジョン・ロック
ーリバタリアンの味方
ーー例え民主的に選ばれた政府であっても、犯せない権利がある
ーーーe.g. 生命/自由/財産に対する自然権
ー財産権
ーー政治以前のものである=自然権である
ーーー政府が存在する前から存在するもの
ー法律が出来る前の状態/法律が出来る前の状態を考えるー>自然状態(=自由な状態)
ーー人間は自由で平等ー>階層は存在しない。王や農民などはダメ
ーーただし、自由≠好き勝手
ーー自然状態でも法律が存在する。ー>自然法
ー自然法によって制約される行動とは?
ーー自然権を手放したり、取り上げたりすること
ーーーe.g. 生命/財産の権利
ーー自分を奴隷にすることもできない??? -> 完全なリバタリアンではない。

2つの答え:
ー1. 生命/財産は自分のものではない。神の創造物???
ーー神なんているの?信じていない人はどうするの?
ーー自由≠好き勝手でないと説いた。矛盾してない???
ーーー不可譲。e.g. 航空券は譲渡できない。
ーーー誰かのものではない。
ーーーcf. アメリカ独立宣言
ーーー不可譲の権利:自然状態から持っている権利。
ーー財産の場合は?
ーーー政府が無くても私有財産が存在するのか?
ーーーその人の中では存在している???
ーー私有財産についてはリバタリアンの考え方と同じだが、他は違う。

エイズの薬の特許の話:
ー医薬に関しては、特許を尊重しなければ、色々な人が助かる?
ー作り出すための研究開発のコスト/モチベーションは?
ーこのとき、私有財産権はどうなる???

ネイティブアメリカンの話:
ーアメリカの入植者がネイティブアメリカンから略奪した行為の正当化である?
ーー証拠はない。また、統治時は戦争状態だから、状況が違う。双方の同意が無い。
ーーロックの理論によれば、ネイティブアメリカンは既に土地を占有していた。ただし、主張はしていなかった。

政府のあり方:
ー私的所有権は絶対化される。政府もその権利を犯せない。
ーしかし権利が絶対化されることは政府によって定義される。

ー2.  ???
ーー???
ーー???



Lecture 8: 社会に入る「同意」
============================
同意なしで私有財産権を持つことは可能か?
ー例外:他者のために、充分なリソースがある場合に限り、ロックの理論は適用される。
ー同意とは?
ーーe.g. くじ引きに同意/殺害に対する同意
ーー正当な政府の基礎は同意にある?

同位に基づいて設立された政府には、何ができるのか?
ー復習:自然状態とは?
ーーなぜ政府など作ったのか?
ーー自然状態の不都合な点
ーーーe.g. 誰もが自然法を実行できる/誰もが執行者である
ーーーーe.g. 泥棒を勝手に処罰できる
ーー人は、自分が判事になると我を忘れる?
ーーー行き過ぎた侵略/行き過ぎた処罰->いずれは、不可譲の権利を享受出来なくなる。
ーー人は、戦いを仕掛けてくる人を処罰出来るー>力と暴力の世界
ーー人は、故にそういった世界から離れたくなる。ー>同意
ーー他の皆に同意をする。
ーーー他の皆:協定や社会契約に参加したい全ての人々
ーーーマジョリティが決めたことに、皆従う。
ーーーvs. 自然権との兼ね合い。
ーーーー疑問:多数はどれほどの力を持てるのか?

少数派に課税することはなぜダメと思われるのか?
ー自然権を侵害することになるから

社会に入る理由=自然権を守りたいから?
ー所有権は””コミュニティの法”によって制定される。
ー所有権は政府が定義するもの?
ー多数派の同意で決まる?
ー財産権も含まれる?
ー財産を恣意的に取り上げることは違法。
ーしかし、何を持って財産とみなすか/財産を取り上げたとみなすか?
ーーそれは、政府が定義していいの?
ーー定義して良いのならば、同意の果たすやることは大きいー>大きな政府が必要?

社会に参加することに同意したのか?
ー祖先が社会に参加することに同意した?
ー同意はサインではない?暗黙的に同意が有効である?
ー捕まらなければ税を払わない?

徴兵制や生命に対する権利:
ー不可譲の権利は持っているが、放棄する権利は持っていない
ー同意する際に権利を放棄することが出来ないから、政府は制限できない。
ーーもし放棄がゆるされないのならば、なぜ徴兵制のような生命を脅かすことを強制出きるのか?
ー人の権利を恣意的に犯すのはダメだが、法律を通して無作為に選ぶのは良いのか?
ーー恣意的でなければ、例えば、人の生命の権利を犯すことは許されるのか?

ロックは想像上の世界について理論を展開させていたわけではない。
ー当時の現実世界の現状を見て、理論を展開させたかもしれない。
ーー???

次回:
ー同意は、どのような働きをもたらすのか?
ー同意の限界とは?

まとめ:
ー多数派が権利を侵害することは許されない?
ー政府は法律という形で課税?

0 件のコメント: