後期授業開始までもう1週間を切りました。1週間後にはまたあの田舎の大学に舞い戻っていると考えると、若干気分が落ちる今日この頃です。(日本の食とインフラ、そしてカフェミヤマを向こうに持っていきたいです)
ところで、冬休みの締めとして、pywebsocketを使ってウェブアプリケーションを現在開発中なんですが、インストールに関する情報はまだそこまで多くないようです。なので、今回は自分のインストール例についてサラッとまとめておきます。pywebsocketのインストールの参考にしてもらえると幸いです。
使ったもの:
- Ubuntu 10.04 (server)
- pywebsocket 0.5.2
- Apache2(既に稼働している状態)
- python 2.6.5
インストール概要:
1. 下記サイトの"Step 1"と"Step 2"に従い、mod_pythonを稼働させ、かつ、pywebsocketをインストールする。
注) "Step 2"の5.でpywebsocketのインストール先をメモしておき、6.の1行目のpathと一致しているかチェックする。一致していなかったから、pathをメモした内容に変更する。
2. "Step 2"の6.の3行目のpathを、"/var/www/html/wsh"に変更する。
- PythonOption mod_pywebsocket.handler_root /home/travis/Desktop/websock_handlers
+ PythonOption mod_pywebsocket.handler_root /var/www/html/wsh
2. "Step 2"の6.の3行目のpathを、"/var/www/html/wsh"に変更する。
- PythonOption mod_pywebsocket.handler_root /home/travis/Desktop/websock_handlers
+ PythonOption mod_pywebsocket.handler_root /var/www/html/wsh
# /etc/init.d/apache2 restart
4. 下記サイトの"サンプルの配置・動作確認"に従い、pywebsocketの動作確認
ServersMan@VPSにpywebsocketをインストールしてみた
5. 下記サイト下部にあるhtmlを拝借させてもらい、"/var/www"直下に置く。
JavaScriptによるHTML5プログラミング入門: 「WebSocketによるクライアント=サーバー通信」
6. 5.のhtmlファイルの10行目を、サーバのlocationに変更する。
例:
- socket = newWebSocket("ws://localhost:8800/echo");
+ socket = newWebSocket("ws://111.222.333.444/echo");
6. ブラウザからサーバにアクセスして、echoが動くかどうか確認する。
例:http://111.222.333.444/test.html
うまくechoが動作したら、インストール完了です。
あとは、pythonをいじったりjavascriptをいじったりして、websocketを堪能するだけです。
参考にさせて頂いたサイト:
JavaScriptによるHTML5プログラミング入門: 「WebSocketによるクライアント=サーバー通信」
ServersMan@VPSにpywebsocketをインストールしてみた
Getting started web sockets using pywebsocket, mod_python and apache in Ubuntu