2010-04-23

Share folders with VMware Player between Linux(Host) and Windows(Guest)




図. 画面左がDebian(Host), 画面右がWindows(Guest)

先日ちょろっとtweetしましたが、IEがどうしても必要になってしまったので、仮想マシン上でWindowsを動かせるようにしました。で、今後のためにも、とりあえずLinux, Windows間の共有フォルダは必要だなぁと考え、設定してみました。以下は、その過程のメモです。

*古いバージョンのVMware playerでは、Samba等を使わなければ共有できないようですが、僕がインストールしたVMware player 3.0.1では、特に何もインストールしなくても共有出来ました。

なお、Host/Guest OS等の環境は以下の通りです。

Host: Debian 5.0 (lenny)
Guest: Windows XP SP3
VMware player ver. : 3.0.1 



共有フォルダの設定方法メモ
======================
(0. VMware playerとWindows OSのisoを手に入れて、動かせる状態にします。)

詳細は省きますが、もし以下のようなエラーメッセージが出たら、以下のコマンドで解決できます。

ERROR: modinfo: could not find module vmmon
ERROR: modinfo: could not find module vmnet
ERROR: modinfo: could not find module vmblock
(...以下省略)


     $ sudo aptitude install build-essential linux-headers-($uname -r)
※ "uname -r"で出力される値を上記コマンドの末尾に加えます。




     $ sudo /usr/bin/vmware-modconfig --console --install-all
もっと詳細な情報はコチラ



1. File -> 設定 -> Download All Components Nowを押して、最新の状態にする。

2. VM -> settings -> Options ->Shared Foldersに行き、Folder Sharingの設定を"Always enabled"にする。

3. "Map as a network drive in Windows guests"にチェックを入れる。

4. 同画面の"Folders"の設定で、"Add..."をクリック

5. 適当な名前(e.g. share)と、共有したいフォルダを指定し、"OK"をクリック。

※ VMware player側から書き込みをしたければ、Enabledのみチェックする。

6. "Save"をクリック。

7. Windowsを起動して"マイ ネットワーク"のネットワークドライブに指定したフォルダがあれば成功です。

※ もしかしたら、"ネットワークに接続している UPnPデバイスのアイコンを表示する"をクリックしないと、共有フォルダが表示されないかもしれません。




P.S.
デスク上の透過性(?)が向上しました。
x2xと組み合わせる事で、3 Screens(左から順にDebian on core i7, Debian on Inspiron, Windows on core i7) + 1 device(Inspironに付属してるデバイス)を実現。オンデマンドシステムのようなIEじゃないと使えないシステムは仮想化Windowsで対応しつつ、それ以外の処理はLinuxで作業してる図。


VMware Player 3.0.1では、OS間のマウスポインタをデフォルトで共有しているので、x2xと組み合わせるとLaptop/Windows間もサクサク動きます。ただ、当然ですが、Clip Board Bufferなどは、Guest/Host間でしか共有していないので、例えばcore i7上でコピーした情報は、GuestであろうがHostであろうが、Laptop上にペーストすることができません。さて、どうしたものかなー。

2010-04-13

マルチディスプレイ on Debian


研究室のCore i7が使えるようになってから早数日が経ちました。先日、Core i7のマシン上で、複数のディスプレイを用いることが出来るようになりましたが、ラップトップとデスクトップは、それぞれ別々のマウス/キーボードを使っていました。が、もうそんな非効率的なことをする必要がなくなりました。x2xを使って、複数のマシンのX Windowsを、1つのマウスとキーボードで、ネット越しに操作してしまいましょう。



参考にしたサイトは次のサイトです。

以下の文章は、上記サイトを意訳したものなので、英語の方が分かりやすい方は、多分上記のサイトに飛ぶだけでOKです。また、Ubuntuと書いてありますが、Debianでも、僕の場合は特に問題はなかったです。


ラップトップからデスクトップのX Windowを操作するための手順
========================================
# デスクトップからラップトップを操作したい場合は、
# デスクトップ<--->ラップトップでそれぞれ置換してください。

1. デスクトップにx2xとopenssh-serverをインストール

     sudo aptitude install x2x openssh-server

2. ラップトップからデスクトップのX Windowにログイン

     ssh -XC デスクトップのユーザ名@デスクトップのIPアドレス x2x -north -to :0.0


# 上記コマンドは一行です。改行は入りません。

# IPアドレスは"sudo ifconfig"の出力の、eth0から始まる部分に記述されています。

3. マウスを画面上にもっていき、デスクトップの画面にマウスが出現したら成功です。

もし、”x2x - error: can not open display”というエラーが出た場合は、上述のリンクの”Troubleshooting”を参照して下さい。

Academic Search







噂のAcademic Searchで、早稲田大学の情報理工学研究科の教授陣を検索してみました。ただ、この検索エンジンがどれほど信憑性が高いのかは、僕にも分かりません。




Academic Search
http://academic.research.microsoft.com/Default.aspx?searchtype=1

↓ここに書かれている順でソート
http://www.cs.waseda.ac.jp/eng/faculty/index.html

検索結果:
Masaru Irie
Sorry, we could not find any item related to "masaru irie".

Kazunori Ueda
(Publications: 76)

(Citation Count: 372) 
(G-Index: 17) 
(H-Index: 9)

Tatsuo Ohtsuki
(Publications: 64) 

(Citation Count: 159) 
(G-Index: 11) 
(H-Index: 7)

Katsuhiko Kakehi
(Publications: 2) 

(Citation Count: 1) 
(G-Index: 1) 
(H-Index: 1)

Jiro Katto
(Publications: 59) 

(Citation Count: 89) 
(G-Index: 9) 
(H-Index: 4)

Hironori Kasahara
(Publications: 63) 

(Citation Count: 276) 
(G-Index: 14) 
(H-Index: 7)

Keiji Kimura
(Publications: 28) 

(Citation Count: 32) 
(G-Index: 3) 
(H-Index: 3)

Nozomu Togawa
(Publications: 48) 

(Citation Count: 46) 
(G-Index: 6) 
(H-Index: 4)

Shigeki Goto
(Publications: 36) 

(Citation Count: 113) 
(G-Index: 10) 
(H-Index: 7)

Tetsunori Kobayashi
(Publications: 94) 

(Citation Count: 305) 
(G-Index: 14) 
(H-Index: 9)

Naohisa Komatsu
(Publications: 18) 

(Citation Count: 12) 
(G-Index: 3) 
(H-Index: 3)

Katsuhiko Shirai
(Publications: 55) 

(Citation Count: 70) 
(G-Index: 6) 
(H-Index: 4)

Toshiharu Sugawara
(Publications: 76) 

(Citation Count: 127) 
(G-Index: 11) 
(H-Index: 5)

Fumio Takahata
(Publications: 6) 

(Citation Count: 3) 
(G-Index: 1) 
(H-Index: 1)

Tatsuo Nakajima
(Publications: 200) 

(Citation Count: 767) 
(G-Index: 24) 
(H-Index: 12)

Yoshiaki Fukazawa
(Publications: 61) 

(Citation Count: 55) 
(G-Index: 6) 
(H-Index: 3)

Fumiaki Maehara
(Publications: 8) 

(Citation Count: 1) 
(G-Index: 1) 
(H-Index: 1)

Yasuo Matsuyama
(Publications: 28) 

(Citation Count: 27) 
(G-Index: 3) 
(H-Index: 2)

Hayato Yamana
(Publications: 38) 

(Citation Count: 53) 
(G-Index: 6) 
(H-Index: 4)

Yoichi Muraoka
(Publications: 77) 

(Citation Count: 345) 
(G-Index: 17) 
(H-Index: 10)

Masao Yanagisawa
(Publications: 45) 

(Citation Count: 402) 
(G-Index: 20) 
(H-Index: 4)

Hayato Yamana
(Publications: 38) 

(Citation Count: 53) 
(G-Index: 6) 
(H-Index: 4)

Hironori Washizaki
(Publications: 45) 

(Citation Count: 48) 
(G-Index: 6) 
(H-Index: 3)

2010-04-10

Debian(lenny)で無線LANに繋ぐ方法




去年嵌まった罠に再び嵌まってしまったので、3度目は無いように以下にメモしておきます。

Debian(lenny)の場合、大抵の場合firmwareは自分でインストール必要があるため、無線LANのデバイスドライバを使う場合も、同様にして該当するfirmwareをインストール必要がある。

なので、僕の場合(DELL Inspiron 1525)はfirmware-iwlwifiが必要なので、

     1. 次のサイトに行き、該当するdebパッケージを落とす。
     http://packages.debian.org/search?keywords=firmware-iwlwifi

     2. sudo dpkg -i ダウンロードしたファイル名.deb

とコマンドを打つだけで終わりでした。正しくインストールされていれば、次のコマンドを打ったとき、周辺の無線LANアクセスポイントを拾ってくれるはずです。

     sudo iwlist scanning | less

あとは、/etc/network/interfacesに適宜必要な情報を入力するだけでOKです。例えば、以下のような設定をすれば、アクセスできる無線LANアクセスポイントに勝手に繋いでくれるはずです。

     auto lo
     iface lo inet loopback

     allow-hotplug eth0
     iface eth0 inet dhcp

     iface wlan0 inet dhcp
     wireless-essid any

2010-04-05

Open DCL Channel on YouTube

Our laboratory, Distributed and Ubiquitous Computing Laboratory, has opened the account on YouTube, where we present what we've done for making ourselves better known. I think some of the presentations would be interesting to those who are not really related to Computer Science, so please come to see it!

DCL Channel
http://www.youtube.com/profile?user=DCLChannel


Sample Demo on DCL Channel

英語のキーボード配列でバックスラッシュを入力する方法

去年チェコで働いていたとき、少し戸惑った点の一つにキーボードの配列(レイアウト)があります。チェコでは大抵の場合、英語配列のキーボードを使っているので、例えば'@'を入力したいときは、Shift+2を押さなければなりません。特に、プログラミングなどでは、'@'や'='といった記号を多用するので、英語配列のキーボードに慣れておいて損は無いです。このように、海外留学や海外インターンシップなどを考えている場合は、渡航先で英語配列のキーボードを使う羽目になるので、早めに英語配列のキーボードに慣れておく必要があるわけです。

で、その英語配列のキーボードなんですが、Debianの場合、単純に[システム] -> [設定] -> [キーボード] でキーボードのレイアウトを変更するだけだと、バックスラッシュが打てなくなる可能性があります。具体的には、キーボード配列が次の図のようになってしまい、Backspaceキーの左隣にあるキーが無効化されてしまいます(押しても何も反応がなくなります)。


この問題の対処法についてですが、/etc/X11/xorg.confを弄るとかGNOMEの設定を変えるとか色々あるのですが、僕は単純にxmodmapコマンドを使いました。例えば、上図のBackspaceの左隣のキーのkeycodeは133なので、以下のコマンドを打てば解決できます。

    xmodmap -e "keycode 133 = backslash bar"

なお、現在のkeycodのマッピングの状態は、次のコマンドで確認できます。

     xmodmap -pke

また、keycodeの位置を調べたいときは以下のコマンドを使うと便利です。

     xev



[参考にしたサイト]