2007-08-01

first diary




今週の土日、未踏ユースの研究発表会を見に行った。

悔しいが、彼らのレベルは凄かった。

はっきり言って、プログラムが完成したら事業化できる、とかそういうレベルじゃなかった。

本プログラムの一部分だけを取ってしまっても、普通に事業化できるぐらいの質の高いプログラム群だった。

これが、未踏のレベルなんだと思い知った。

それと同時に、俺らの未踏プロジェクト、いわゆるKYプロジェクトは一時凍結にした。

こうやって書くと、言い訳みたいだが、未踏のレベルを知ったことが全ての原因ではない。

未踏の研究発表会を見てて思った。

彼らはモチベーションが違う。自分自身が本当に面白いと思っていることをやってる、って顔だった。

まさにそのプロジェクトが彼らの天職みたいな感じで。

それに対して、俺は有名外資系企業に入るための実績を作るのが、理由だった。

根本的なところが違う。

自分が本当にやってて楽しいと思うことを見つけるのが大事で、

それがモチベーションにつながり、

そして、彼らのようなすさまじいレベルの研究が可能になるんだと思った。



だから、凍結にした。

結果的には中途半端で終わってしまったけど、後悔はしていない。

お互いの進むべき道を少しが違うこと、

未踏のために専門分野を決めるのは賢くないということ、

他にも色々理由があるけど、俺の初めての大規模共同開発は凍結という形で止まった。

少し遠回りしてしまった。

けど、自分の進むべき道が少しずつ見えてきた。

ここまでのプロセスを無駄にしないためにも、もう一回キャリアプランを再構成しようと思う。

といっても、その一部分はもう固まっていて、その一例がこのブログのタイトル/サブタイトルでもあるんだが。

初日記にして、やけに低いテンションで始まったけど、今日のことを忘れないためにも初日記はこの内容にしたい。

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